杉本哲平の愛チャンネル

日常の思ったことをかいてます。

中学校教員のときに強く思ってたこと

中学校教員の仕事が大変だって話は前にしたとおりである。

 

私は、在職中、つねに思ってたことがあった。

 

(それをつい最近まで忘れていたのだが、それが私の思いの

 

根幹の部分であることを改めて思い出した。)

 

なにかというと、自分の時間が欲しかったことだ。

 

お金もそんなにいらない、だから、自分のペースで休憩できることと、

 

自分の時間が欲しかったのだ。

 

これをつい最近まで忘れていた。

 

ハローワークで求職活動をしていて思い出したのだ。

 

給与、賞与、昇給は度外視で、年間休日数と休憩時間と勤務時間と勤務地。

 

この4点を重視すべきなのに、給与、賞与、昇給などに目がいってたのだ。

 

根幹部分なのに。

 

教員をしているときは自分のペースなどなかった。

 

職員室で自分の仕事をしていても、生徒指導がはいると、手の空いている

 

教師が対応をしなければならない。

 

部活動の指導をしているとき、部員が大きな怪我をした場合、

 

病院に連れて行かなければならない。

 

自分の仕事のめどがたっていない状況で、新しい仕事を言い渡される。

 

しかもその仕事もめどがつかない。

 

と、きりがないのだ。

 

自分の時間など、ない。

 

これは、担当部活や人格や勤務校によっても左右される。

 

運動部でなければ、怪我のリスクは低いし、

 

周りの目を気にしない確固たる人格の持ち主は、新しい仕事を

 

断固として断ることもできる。

 

荒れてない学校では、生徒指導はあまり起こらない。(いや、これは違うな。

 

荒れてなくても生徒指導のレベルが下がった状態の件が起こることがある。

 

荒れてるところでは、いじめや暴力などが発生しやすい。

 

落ち着いてる学校では、携帯を持っていた、言葉遣いが悪いなど、

 

軽い件を生徒指導レベルまで持っていくのだ。

 

そんなどうでもよい件などに時間を費やすぐらいなら、

 

もっと他のことに時間を使えばいいのにと何度思ったことか。)

 

まあ、そんなんで、優しくて、他人の気持ちが分かる、

 

本当に子どもたちにとって良い先生ほど、

 

自分のペースにはできないし、自分の時間もなくなっていく。

 

そんな生活が嫌で教師を辞めたのだ。

 

だから私は、根幹の部分を忘れずに求職活動をしていく。