ボクの家族 その2
妹は産まれたときに色々あって、脳性麻痺の状態になったと書きましたが、
今日は、そのあたりのことを詳しく書きます。
全て、両親から聞いた話です。
妹は何ヶ月か早く産まれてしまいました。
早産っていうんですかね。
もっと母親のお腹のなかで成長してから、出てこようとすればよかったんですけど、
かなり早く産まれすぎたようです。
たぶんですけど、産まれた時の体重が700gだったと聞いたことがあります。
記憶が正しければ、ですが。
で、当時の医者に、
「これは、もう助からないでしょう。」
的なことを言われたと両親は言っていました。
で、それに従い、保育器っていうんすでか、それに入れて、
しばらく様子を見て、看取るって感じやったんやと思います。
しかし、なかなか、息を引き取らなかったみたいなんですね。
そうそう。
産まれたときに、すでに、泣くことができず、皮膚の色も土色やったようです。
ようするにチアノーゼが出ていたんでしょうね。
で、それが、しばらくして、ピンク色に変わってきた、と言ってました。
そこから、医者が、
「これなら、もしかしたら。」
みたいになって、救急車で、大きなに行くことになったようです。
小さな個人院で、産もうとしたみたいですね。地元の。
で、そのときの、ほんと、そのときの対応で、
脳の酸素不足状態が長時間つづいたことで、妹は、脳性麻痺になったようです。
今の時代なら、700gは、余裕で健常者として、生きられるようですね。
そういう経緯が、うちの家族にはあるんです。
おわり。