令和二年三月七日、土曜日、朝の運動
クロスバイクに乗って目的の公園までサイクリング。
途中、白い花が綺麗に咲いてるのを見て心が和む。
晴れにもかかわらず空気が冷たい。
朝、天気予報を見ると気温は一五時頃まで右上がりだったので、ネックウォーマーもニット帽もしてこなかったことを悔いる。
手袋も薄手のものにしたから、冷気が中まで伝わってくる。
一度家に戻ろうか。
そう考える自分がいたが、結局流れのまま公園に向かう。
公園に着くと小さい女の子の元気な声が聞こえてくる。
クロスバイクからおりて歩き出す。
この公園は森のように木が茂っている場所があって、そこを歩くのが好きなのだ。
高低差がそこそこある場所で、斜面を登ったり下ったりする。
気分はちょっとした登山だ。
平坦な道を歩くのとは違い太ももやふくらはぎ、お尻の筋肉が刺激される。
実は、今日の朝の運動の目的はこのちょっとした登山にあるのだ。
ただ単に散歩するだけなら家の周りでいい。
しかし、その場合刺激される筋肉が少ないのだ。
この登山だと普段使わない筋肉が使うことができる。
この刺激が気持ちいい。
森を抜け見通しの良い広場に出ると土曜日にもかかわらず工事の車が公園内に入っていて作業員が何やら地面を掘り起こし作業をしている。
何の作業なのだろうか。
こんな地元の公園でも定期的にメンテナンスをしないといけない何かがあるのだろうか。
なんにせよ、ご苦労様だ。
こんな天気の良い土曜日にも仕事をされている。
ぐるっと公園内を一回り、二回りしたところで帰宅する決意をする。
帰りは行きよりも体が温かい感じがする。
気温が上がってきているのと登山によって体温が少し上がっているからだろう。
直帰せずに自宅付近の公園に寄り道。
そこは高鉄棒があり、懸垂にうってつけの公園なのだ。
私は背筋が弱い。
時間があれば懸垂をするようにしている。
今日も三回ほどする。
継続は力だとつくづく感じる。
以前は一回するのにも四苦八苦していたが、今では二、三回なら何とかできる。
気分が良くなってきたところで今度こそ帰宅。
こんな天気の良い日にサイクリング、ウォーキング、登山、筋トレができる環境に身を置いてる自分は幸せだなと感じて玄関に入る。