杉本哲平の愛チャンネル

日常の思ったことをかいてます。

教師を辞めたいと思っている人へ

今日は教師を辞めたいと思っている人へ、私の経験をもとに語ろう。

 

 

私は大学を卒業したあと、すぐに教員として働くことになった。

 

教育現場の経験は、大学在学中におこなった教育実習ぐらいだった。

 

いきなりの教育現場であった。

 

最初に赴任した中学校で、いきなり新1年生の学級担任をすることになった。

 

何もやることが分からなくて、周りの人がやっていることの

 

真似をするという日々が数日つづいた。

 

赴任した初日なんか、何をするかも分からず(おそらくすることは何もなかった)、

 

定時の17時を過ぎても学校から出ることができなかった。

 

なんか周りの先生たちが残っていろんな作業をしているから帰りづらいのだ。

 

結局、そんなこんなで周りの目を気にしていたら、学校を出たのが、

 

夜の23時頃だったらしい。(母親が今でもことあるごとに言っている。)

 

帰宅は午前0時すぎ。

 

そんなめちゃくちゃな一日を過ごしたにも関わらず、

 

翌日も6時前には起床し、7時半頃には学校に到着していたと思う。

 

今思えば、若かったなあと思う。

 

普通に休めばよかったし、学校を出るのも17時を待たずして帰ればよかったのだ。

 

それから昨年に退職するまでの12年。

 

同じような感じだった。

 

もちろん帰宅時間はもっと早くはなっていたし、学校に行く時間も

 

8時とかそれぐらいになっていた。

 

しかし、自分のなかで、

 

「なんだ、このブラック企業は…」

 

とずっと思っていた。

 

平日は、会議やら、生徒指導やら、部活指導やらで早くにはなかなか出づらい。

 

土日は、部活の練習や授業準備でつぶれる。

 

考えただけでも、おかしな職業である。

 

もっと早くに辞めておけばよかったと強く思う。

 

ただ、辞めたあとは、保険料やら何やらでけっこうお金はかかる。

 

まあ、それぐらいのお金なら貯金でなんとでもなるのだが。

 

それに私の場合は、転職がスムーズにいかなかった。

 

ネットで応募してもなかなか面接までいかなかった。

 

ただ、やめて間違いだったなとは、今のところ思うことはない。

 

おかしなストレスに晒されることはなくなったし、

 

時間に追われることもなくなった。

 

就業先が決まれば、また時間にはある程度追われるのだろうが、

 

気持ち的には楽だ。

 

合わなければ、また辞めればいいやと思えるし。

 

しばらくは自分のしたいことを見つけるために時間を使うことになるだろう。

 

ちなみに、私は、既婚者であり、子どもも一人いる。

 

離婚協議中ではあるが。

 

離婚協議に至ったのは、教員を退職したことが原因ではなく、

 

性格の不一致だ。